ほんとに備忘録

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子どものヨーヨー釣りで悲しくて悔しい気持ちになりました

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先日、近所の公園のイベントでヨーヨー釣りがありました。

1歳10ヶ月の娘には「釣る」のは難しいですが、無料で楽しめてヨーヨーも頂けるということで遊んできました。

 

周りは幼稚園から小学校中学年くらいの子どもたちばかり。

おじさんが横で急いでヨーヨーを作って補充はするものの、どんどんプールのヨーヨーの数は減っていきます。

釣るのを諦めて、頃合いを見て1個のヨーヨーを頂きました。

 

ヨーヨーを「ぼよんぼよん」させて遊ぶお手本を見せましたが、何もわからない娘は結局ヨーヨーをプールに放り投げて遊び始めました。

そしてわたしが少し目を離していた間に何があったかわかりませんが、プールは空っぽ、娘の手にもヨーヨーはありませんでした。

プールの傍らには他に小学校中学年くらいの女の子が2人。

1人は7個くらい、もう1人は5個くらいのヨーヨーを手にしていました。

限度なくどんどん釣っていってしまう子どもを見てか、おじさんもヨーヨーを作る手を止めてしまいました。

 

プールの前で立ち尽くす娘にわたしは

「ヨーヨーなくなっちゃったね、新しくできるの待ってようね」

と声をかけましたが、プールは空のまま時間が流れていきます。

あんなにたくさんのヨーヨーを手にした2人の女の子は、まだ新しいヨーヨーができるのを待っています。

そして、そのうちの1人が娘に

「これあげる」

とヨーヨーの束を差し出してきました。

それにつられてもう1人の女の子も。

「これあげる」

 

複雑な気持ちでしたが、せっかくの声かけを無下にしてはいけないと思い

「1個でいいよ、これちょーだい」

と言い、さっき娘が遊んでいたと思われるヨーヨーを選びました。

 

そのうち2人の女の子はプールを離れていき、おじさんはまたヨーヨーを少しずつ作り始めました。

するとまた、さっきたくさんのヨーヨーを手にしていた女の子が戻って釣り始めました。

 

その後、その女の子は自転車の前かごがいっぱいになるまでヨーヨーを釣りました。

 

プールの周りには不穏な空気が流れていました。

 

わたしはその場で何も言うことができませんでしたが、後でだんだん悔しさがこみ上げてきました。

 

「娘は悲しい思いをしただろうなぁ。楽しいはずのヨーヨー釣りなのに、他にもガマンをしていた子どももいるだろうなぁ」

 

子どもを持つと不思議ですね、他の子どもの笑顔も守りたいという気持ちが強くなりました。

だから次にもしも同じようなことがあったら、勇気を持って弱い子どもたちを守りたいなと思います(できるかな?)。

 

でも、何て言ったらいい?

本当に難しいです。

 

こんな風に言ったら大丈夫でしょうか。

 

「ねぇ、お姉ちゃん、周りを見てごらん。何かおかしくない?」

それで気がついてもらえたらラッキー。

気がついてもらえなかったら

「きっと誰かが悲しい思いをしているよ。」

と、付け足したいです。

 

今の自分には、このくらいしか思いつきません。

大人として、どこまで言ってあげられるか、何を伝えるべきかは本当に悩みます。

本人が気がつかないと意味がないことですが、それでも気がついてもらえなかったら?

など、疑問は残ります。

 

わたし自身「お母さん3年生、4年生…」と経験を積んでいけば答えは出るのでしょうか。

どなたか、ご意見頂けたら嬉しいです。 

 

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余談

遊びには決まりがないってこと、子どもから教わることって多いですよね。

 

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